1.新陳代謝の促進
新陳代謝の衰えによる老化の促進には日々、バランスの良い食事と規則正しい生活は当然のことであるが、それにもかかわらず、人は20歳を過ぎたころよりまるで転がり落ちる様に大急ぎの老化が訪れる。これを運命とあきらめてきました。しかし、後にも先にもたった一度の人生、大急ぎの老化はあまりに虚しい。高橋らはこの大急ぎの老化を明らかにするために人年齢で60歳相当の老化モデルラットにこれまで栄養として無用と考えられてきたコラーゲン(ゼラチン)を与えるとラットの身体のコラーゲンが蘇生して、人年齢で20歳近くまで若返ることを「老化の原因究明実験」で証明して日本栄養学会で発表した。さらに身体のコラーゲンの新陳代謝の蘇生には「力の刺激」が大切であることを米国のスペースシャトルとソ連の人工衛星ソユーズの無重力状態で行った「無重力実験」で証明した。
2.身体を攻撃する活性酸素によるダメージの解消
活性酸素のダメージから身体を護るには、活性酸素が身体の成分を攻撃する前に、抗酸化食品を摂取して、活性酸素を中和してしまう事。
活性酸素を中和する抗酸化食品
○フイトケミカル(植物性食品に含まれる物質)
・カロテイノイド(βカロテン、ルテイン、アスタギサンチン、リコピン)
・ポリフェノール(アントシアニン、クエルセチン、ルチン、カテキン
イソフラボン、などのフラボノイド)
○ビタミン(ビタミン A,E,C)
○ CoQ10、αーリポサン
3.身体にダメージを与えるストレスの解消
ストレスは大切な身体の成分を傷つけ、分解に導き、そのうえ活性酸素の攻撃を野放しにするので老化防止の大敵である。このストレスを取り除くには、まず、何事も前向きに考える生活態度、充分な睡眠、食は緑黄色野菜たっぷり、アルカリ性食品、肉類より魚が望ましい。
草食動物は肉食動物よりおだやかである。熊は木の実も魚も食す、ライオンは完全に肉食である。熊はライオンより、ストレスがなくどちらかというと穏やかである。