世界の伝統的な長寿村のもう一つの共通項として、「景色が良い」ことが挙げられています。
「景色が良い」のはストレスが溜まらないということにつながる。では、なぜストレスは身体に良くないのだろう?
はるか昔、生物の進化の過程は飢えとの戦いであった。空腹時に自分より強い敵と遭遇した場合、逃げるか戦うしかなかった。しかし空腹ではいずれも不可能である。そのとき人は、瞬時に身体のたんぱく質をエネルギーとして使うという遺伝子を身に付けてしまった。ゆえにストレスはコラーゲンのたんぱく質を分解し、細胞を衰えさせるので短命の原因となる。ストレスは健康長寿の大敵である。しかし、長寿村は景色が良いのでストレスが溜まらない。
ゆえにコラーゲンは分解されず安全である。したがって、素晴らしい景色が長寿の要因である。